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共同開発 産学連携
2024.04.01

桃山学院大学と木製玩具の共同開発(2024年版)

Client:桃山学院大学さま

国産材の魅力を若い世代とともに発信。学生とともに商品開発から販売・広報までを体験。

桃山学院大学 藤井ゼミと2024年度の授業の一環として、IKONIHとの商品開発を実施しました。
経営学部 経営学科
担当教員:藤井暢人 先生

丸紅木材は2023年度に引き続き、2024年も桃山学院大学 経営学部の藤井ゼミ学生たちと連携し、国産材を活用した木製玩具の共同開発を行いました。
この取り組みでは、学生ならではの新鮮な視点と、当社が培ってきた木材活用の知見を融合し、実際の製品開発・テスト販売・プロモーションまでを一貫して体験してもらいました。

市場を意識した「本気のプロダクト開発」

学生たちはプロジェクトの初期段階から、ターゲット分析や市場調査、製品コンセプトの立案を行い、木材の特徴を活かしたユニークな製品を企画。
丸紅木材の自社ブランド「IKONIH(アイコニー)」と連携し、試作を重ねた末に、実際にファーストケースの製品化・テスト販売まで進めることができました。

SNSでの発信内容も学生と共に

製品の魅力をどう伝えるかという点にも学生のアイデアを反映。
Instagramでの投稿内容も学生とディスカッションを重ねながら制作し、文章・写真・伝えたい想いの構成まで一緒に考案しました。
若い世代がどのように木の魅力を受け取り、どう発信したいと感じるか──そのリアルな感覚を、私たちも学ばせていただきました。

学びを通して、国産材への関心を育む

この取り組みでは、木のおもちゃを作るだけでなく、日本の森林資源の現状や、国産材を活用し続ける必要性、木育の意義などについても講義・意見交換を実施。
学生にとっては、企業との協働を通してサステナブルな社会に向けた「素材選び」の重要性に気づく機会となりました。

丸紅木材としての取り組み

私たちは、木材の専門商社としての知見や実績を活かしながら、これからも学校や地域、企業との連携を通じて、次世代とともに木材の未来を考える取り組みを続けていきます。
「木のぬくもりを届けるだけでなく、その背景にある森や社会課題に目を向けるきっかけをつくる」。
それが私たちの使命です。

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