2024年夏、島根トヨタ自動車株式会社様が主催する環境イベントにて、IKONIHのスツールづくりワークショップキットをご採用いただきました。
SDGsの取り組みの一環として、複数の店舗で実施され、多くの親子連れや地域の皆さまに、国産木材の魅力や森林資源の循環の大切さをお伝えする機会となりました。
〈開催概要〉
- 開催日程と会場:
・8月17日(土)〜18日(日):松江店
・8月24日(土)〜25日(日):出雲店
・8月24日(土)のみ:浜田店・益田店 - 実施方法:当社が提供した動画と進行表を活用し、店舗スタッフ主導で進行
- 使用キット:国産ヒノキを使った「じぶんスツール」工作キット(合計120セット)
ワークショップの内容とねらい
日本の森林についての学びと、環境との関連性を学んでもらい、国産ヒノキを使用したスツールを製作。
刃物を使わず、やすりで仕上げる工程を通して、木の香りや手触りの変化を体感いただきました。

この体験を通じて、お客様よりたくさんのご好評をいただきました。
- 木を使った工作体験は初めてで楽しかった。
- 日本の森や林業従事者の仕事について知るきっかけになった。
- 木製品への愛着と長く使うことの価値
- 夏休みの良い思い出になった。
- 自由研究で学校に提出してみようと思う。
- カーボンニュートラルは大人も子供もよくわかっていなかったので、勉強になった。
たくさんの方に参加していただき、親子で楽しく学んでいただける機会となりました。
丸紅木材のサポート
今回は遠方での開催ということもあり、動画と進行表によるサポート体制をご用意。
イベントを主導された店舗スタッフの皆様にご協力いただきながら、各会場で円滑な実施ができました。
現地スタッフの方々からは「SDGsの取り組みをお客様に直接伝えるきっかけになった」との声も寄せられています。
店舗内では若手スタッフを中心に進行運営をしてもらったことで、上司の方々も若手の新しい一面を見ることが出来て感心されていました。
当社としての意義
当社では、こうした企業のCSR・SDGs活動と連動した木育イベントへの支援を全国各地で行っています。
今回のように、現地スタッフによる実施を支えるための動画や進行ツールの提供にも力を入れており、多様な形での展開が可能です。
国産材の価値を伝えるパートナーとして
私たちは今後も、木製品を通じて日本の森林資源の循環やサステナブルな暮らしの価値を伝えていく取り組みを、企業・地域・教育機関とともに進めてまいります。
【IKONIHとは】
IKONIHは国産檜を贅沢に使用した木のおもちゃ・家具ブランドです。
商業的に価値が無いとされ、使用されることが無い未利用材や、加工時において発生する端材を活用することで、国産木材を余すことなく使いきることが可能です。
日本の森林は、適切に伐採し活用、そして新たに苗を植えて育てるサイクルを回すことで、健康な森林を保つことができるだけでなく、地球温暖化対策にも貢献することができSDGsや脱炭素社会に適応した製品づくりをしています。
健康な森林と日本の豊かな資源を未来の子どもたちへ残したいと考え、私たちは活動しています。