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自治体 環境授業 環境イベント
2024.09.26

教育ボードゲーム「森の守り人」体験交流会を開催

Client:大阪府みどり公社、環境事業協会、おおさかATCグリーンエコプラザさま

2024年9月26日、丸紅木材株式会社 本社にて、森林サイクルを楽しく学べる教育ボードゲーム「森の守り人」の体験交流会を開催しました。

この日は、大阪府みどり公社、環境事業協会、おおさかATCグリーンエコプラザの皆さまを含む10名の方々にご参加いただき、完成間近の試作品を実際にプレイしていただきました。

森林を育て、活かし、守る ― “自分の山”を経営する体験

「森の守り人」は、プレイヤーがそれぞれ自分の山を持ち、植林・育林・伐採・木材活用といった森林サイクルを体験できるボードゲームです。
木を伐るだけでは勝てません。伐った後には植えて、そして長い時間をかけて育てる。時には鹿による食害、違法伐採、自然災害といったアクシデントにも見舞われながら、どうやって持続可能な山づくりを実現するかが問われます。

育てた木を伐採すると、ゲーム内で家や家具、おもちゃなどに交換することができる仕組みとなっており、木材が暮らしの中でどのように活かされていくかも自然と理解できる内容です。

遊びながら、森の未来を考える

ゲームが進むにつれて参加者の熱も高まり、最後には全員が立ち上がって夢中でプレイするほどの盛り上がりに。
参加者からは、

  • 「選択肢が多く飽きない。もう一度やってみたい」
  • 「鹿や災害などリアルな課題が取り入れられていて学びが深い」
  • 「木を伐って終わりではなく、家具や家に使うところまで体験できるのが良い」

などの声が寄せられ、楽しさと学びの両立というゲームの設計意図が強く評価されました。

今後の展開に向けて

今後はこのボードゲームを、木育イベントや環境学習の教材として活用するだけでなく、
企業における研修ツールや、林業系の学校・教育機関での導入も視野に入れ、より多くの人が森林資源の循環を“自分ごと”として捉えられる機会を広げてまいります。

当社では、木と人との関わりを“楽しく・深く”伝えるこうした仕組みづくりを通じて、持続可能な森づくりと、未来に向けた暮らしの提案を続けていきます。

IKONIHは国産檜を贅沢に使用した木のおもちゃ・家具ブランドです。
商業的に価値が無いとされ、使用されることが無い未利用材や、加工時において発生する端材を活用することで、国産木材を余すことなく使いきることが可能です。
日本の森林は、適切に伐採し活用、そして新たに苗を植えて育てるサイクルを回すことで、健康な森林を保つことができるだけでなく、地球温暖化対策にも貢献することができSDGsや脱炭素社会に適応した製品づくりをしています。
健康な森林と日本の豊かな資源を未来の子どもたちへ残したいと考え、私たちは活動しています。

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